よくいただく診療のご相談は以下の通りです。 背中の痛み 背骨とは、首の部分で7個(頸椎)、胸部で12個(胸椎)、腰部に5個(腰椎)の骨が連なっています。 更に骨盤の部分には仙骨や尾骨がありますが、それぞれの一つ一つは内臓や運動機能、意識や感情にまで大きく関わりを持っているものです。 背中が痛い、重苦しい、だるいなどの症状は、さまざまな原因でおこります。長時間無理な姿勢を続けていると、背中の筋肉が疲労して、一過性の痛みが出ます。また、食欲がない、胃が痛むなどの症状があれば、内臓の不調からくる痛みの可能性があります。 背中の痛みは、消化器系だけでなく、心臓病や胆石症などでも起こります。痛みが長引いたり、悪化していくようなら専門医の診断を受けましょう。 背中の痛みの主な原因 長い時間座って仕事をしていると背中が痛くなるのは当然。年をとったから背中も痛くなると思っている人が多いようです。確かにずっと同じ姿勢でいると背中が痛くなります。背中の骨が歪んでくると、骨盤のずれ、背骨のずれなどの影響で自律神経のバランスを崩してしまいます。また、骨の歪みや背骨が歪むと内臓に負担がかかります。背中の骨がゆがんだ場所によって、花粉症・頭痛・アレルギー・月経痛などさまざまな症状を引きおこします。 内臓の機能低下によっても背中に痛みを与えることがあります。これらの症状は軽いうちに専門医に診断を受けて改善しておくほうが良いです。背中の痛みを緩和するためには、内臓機能の正常化・経絡の正常化・筋肉のバランス・背骨の矯正・骨盤の矯正・頭蓋骨の矯正などさまざまな心身への治療が必要となります。 肩甲骨周辺の痛み 肩甲骨から起始する筋肉には、棘下筋、棘上筋、肩甲下筋、肩甲舌骨筋、広背筋、三角筋、小円筋、上腕三頭筋(長頭)、上腕二頭筋(短頭)、上腕二頭筋(長筋)、大円筋などさまざで複雑な筋肉で構成されています。この筋肉の一部が障害を受けていると肩甲骨周囲に痛みを感じます。接骨院・整骨院、もしくは整形外科の専門医で診てもらってください。